現在47歳、美容師の私がはじめて椎間板ヘルニアと診断されたのは20代です。
当時スタッフの中で1番若かった私は、主にシャンプーをすることが多く、腰が痛くなることがたまにありましたが、一晩寝ればなんとか回復する程度の痛みでした。
ある日、仕事が終わって雑誌をかたずけている時(床近くの低い位置にあるマガジンラック)に本を戻そうとした時に、 ブチッ と腰のあたりで何かの筋が切れたような音がして、その姿勢から体を動かす事ができなくなりました。
車通勤でしたが運転できる状態ではなく、妹に迎えに来てもらい帰宅して、自分の部屋のベッドにやっとこさでたどり着いたのですが、今度は寝返りも打てないし、体を少しズラすだけでも激痛で、腰の骨が折れたのかと思いました。
トイレには壁に捕まって長い時間かかって行ってましたが、食事は、食卓の椅子にも座っていられないほど痛くて、ベッドまでおにぎりを運んできてもらって食べてました。
当然仕事に行ける状態ではなく、市販の痛み止めを飲みながら一週間はベッドにこもってました。
一週間がすぎて、少し動けるようになってから整形外科に行ってレントゲンを撮って椎間板ヘルニアだと診断されました。
痛み止めと炎症を抑える薬をもらって、二週間目にはなんとか仕事に復帰しました。
一ヶ月くらい薬を飲んだらだいぶ具合が良くなって来たので通院はやめました。
腰痛体操などの指導も受けましたが少し良くなるとめんどくさくなってサボってました。
しばらく良かったのですが、また腰に違和感があるなーと思いながら仕事してたらまた腰を痛めてしまいました。
病院に行って診てもらったら、また再発してるとのことで薬を飲んで2、3日休養しました。
それから1年に1回(私の場合大体7月が多い)ほど腰が痛くなり、最近ではお尻から太ももの裏あたりが痛くなることもあります。
坐骨神経痛も併発してるんだと思います。
スパッと治るなら手術も考えましたが、腰の手術は、うまくいかない人も多く、手術しても痛みが取れなかったと言う人もいて踏み切れませんでした。
最近では本格的に痛くなる前の違和感の段階で気をつけていればひどい痛みになる事はあまりないです。
痩せて筋肉をつければいいのだと思いますが。
手術以外に根治はなかなか難しいかもしれませんが、あまり腰に負担をかけないように生活して行きたいと思っています。